老朽化物件や雨漏り物件はお金がかかる! 活用方法はコレ

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老朽化物件や雨漏り物件はお金がかかる! 活用方法はコレ

最近は「60年保証」や「100年もつ住宅」など技術の進歩により木造一戸建ての寿命は延びつつあります。

しかし実際は、築30年を超えたころには床がきしんだり屋根から雨漏りがしたりすることもあります。今回は、老朽化物件や雨漏り物件の活用方法についてお話しします。

老朽化物件や雨漏り物件はなぜ問題?

 

老朽化物件とは、経年により建物にさまざまな問題がでてきていることをいいます。老朽化物件と一言で言っても、老朽化の幅は広く「外壁が汚れてきた」という外見的な問題から「家が傾いてきた」「柱が腐ってきた」という一刻を争う老朽化まであります。

戸建ては、集合住宅とはちがい、定期的な大規模修繕計画がありません。

そのため、新築時からメンテナンスを一切行っていない家も多くあるのです。老朽化物件は、築年数や見た目で判断することは難しいです。一見きれいな家でも見えない部分がシロアリの被害にあっていることもあります。

老朽化が目に見える頃には、すでに手に負えない状態になっていることも意外と多くあるのです。

雨漏り物件は、もっと被害が甚大です。すき間から入り込んだ雨は家の内部に浸透し、柱や壁の内部のカビの原因になります。

常に濡れている柱や壁は腐り、建物自体の強度を落とします。

賃貸に出していたいり、現在空き家になっている老朽化物件や雨漏り物件も要注意です。なぜならば、老朽化物件や雨漏りによって物件が傷んでいることを知っていながら放置し、家の倒壊などによって被害が出たときには責任問題になります。

老朽化物件や雨漏り物件は「古いからしょうがない」では済まされない問題を多く抱えているのです。

老朽化物件や雨漏り物件はリフォームと売却のどっちがいいか

老朽化物件や雨漏り物件は、リフォームで対処することもできます。床を張り替えたり、壁を塗り替えたりすることで見違えるようにきれいになる物件もあります。

ただ、内部から老朽化や雨漏り物件はリフォームの費用が莫大になる可能性があります。内部の老朽化や雨漏りによる影響は、外から見ただけではわからないことも多く、リフォームを始めてから次々とリフォーム箇所が増えることもあります。

そうなれば追加費用が発生し、建て替えと同等かそれ以上に費用がかかる可能性があるのです。

また、老朽化物件は隣接する物件との間隔が狭く、足場を組むスペースが十分にとれないこともあります。

リフォームを考えるならば、老朽化物件の状態や雨漏り物件の雨漏りの影響をしっかりと調査し、追加費用が発生しない見積を出すことが大切です。

売却を考えるならば、建物の価値はほぼないと思った方がいいでしょう。老朽化物件や雨漏り物件は、いわゆる訳あり物件にちかいものがあり、価格はうんと安くなると考えられます。

土地の値段だけで取引されればいいほうで、老朽化物件や雨漏りの度合いがひどく、建て替えが必要な場合は、更地にする費用が差し引かれる可能性も考えられます。

売却する場合は、老朽化物件や雨漏り物件の取引経験や少しでも高く売るノウハウをもった

業者を選ぶことが大切です。

リフォームするなら知っておきたいこと

老朽化物件や雨漏り物件のリフォームは、大々的なリフォームになることが多く、費用もかかります。リフォームの相場はキッチンだけでも100万円、フルリノベーションなら50㎡で500万円以上といわれています。

老朽化物件や雨漏り物件のように躯体にまで手を入れるとなれば1,000万円以上になる可能性もあります。

現金での支払いが難しい場合は、リフォームローンを組むことになります。

リフォームローンも住宅ローンと同じように物件を担保にしてお金を借ります。躯体にまで手を入れなければならない物件の市場価値は低く、借りられる金額は少ない可能性が高いです。

リフォームするときには、リフォーム後から建て替えまでの年数などを考慮してどこまでリフォームするべきなのかを考えることが大切です。

老朽化物件や雨漏り物件の活用方法

老朽化物件や雨漏り物件を壊さずに活用する方法はとても限られます。空き家とは違い、老朽化や雨漏りは倒壊のリスクもあるため、むやみに賃貸に出すこともできません。

また、トランクルームとして活用するにしても雨漏りにより荷物が濡れたり浸水したりしたら大変です。

老朽化物件や雨漏り物件の活用方法は、活用する前にリフォームなどの「手入れ」をした後に考えなければならないでしょう。

おわりに

老朽化物件や雨漏り物件は、活用するまでの費用が必要です。

そして、莫大な費用をかけてリフォームしても必ずしも借り手がみつかったり売却できたりする保証はありません。老朽化物件や雨漏り物件は、そのままの状態で売却するという方法もあります。

エルミタ不動産では、手入れが必要な老朽化物件や雨漏り物件でも豊富な経験とノウハウを使って大切に活用いたします。「壊すしかない」とあきらめる前に、ぜひエルミタ不動産にご相談ください。